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第24話 ミリーナの帰る寂しさ

Auteur: みみっく
last update Date de publication: 2025-09-09 07:00:37

「……び、ビックリしただけなので……べつに良いのですけど……舐めてもらっちゃっていますし……今更ですよね」と言ってもらえた。

「触ってても良いのか?」

「いいですよ? でも、それより先は……敏感なので……ダメなのです……」ミリーナの許可を得たので、ぷにぷにと触って目を閉じた。

 ミリーナのエッチな場所を触ってるんだな……と、寛いでいた。

「ホント……今更だが……俺たち、交渉に来てるんだよな? 明日でも良いか……今日は、交渉の勉強もできてミリーナと仲良くなれたってことで……」

「そ、そうですね……仲良くなりました……。仲が良いことは良いことだと思います。はい……強い絆で結ばれましたし♡」

 そろそろ交代するかと思い、上半身を起こしてミリーナの隣に横になり、そっと腕を差し出した。

「ミリーナの番だな。腕枕するだろ?」

「は、はいっ! もう、終わりかと……思っていたのです……」と言い、俺の腕に嬉しそうに頭を乗せてきた。

 ぐいぐいと近寄ってくると、俺の胸に腕を回し抱きしめてきた。

「離れたく……ないのですっ。ずっと……一緒と言いましたよね? ユウくんが起き上がった時に、もう帰るのかと……悲しい気持ちになったのです……」と、頬にキスをして見つめ合った。

 すると唇にやさしく、ちゅっ♡ ちゅっ、ちゅぅ……♡

 と音を立て、何度もキスをしてきた。

 二人でしばらく、キスをしながら過ごした。

「うぅ……ちょっと、急に淋しい気持ちが溢れ出したのです。だいぶ落ち着いたので、大丈夫なのですよ」と言いつつまだ、抱きついて甘えているんだけどな。

 何度も思うが、昨日まではムスッとした女の子だったんだよな……と思いニヤけながらミリーナを抱きしめた。

「今、笑いました? ちらっと見えましたよ! わたしが甘えられる人は……ユウくんしかいないんですから……仕方ないじゃないですか。笑うことないと思います!」と言いながら抱きついたので、顔は見えないが、むくれて頬を膨らませている可愛い顔が目に浮かんだ。

「また勘違いしてるぞ。俺は笑ったんじゃなくて、ニヤけたというか、微笑んだだけだ。昨日はムスッとして無愛想だったミリーナが、今日はデレデレと甘えてきて……可愛すぎるなって思ったからな」と正直に答えた。

「それならいいですけど。ユウくん……もう少しだけ、こうしててもいいですか?」と、小さな声でそう言いながら、腕にそっと顔を埋めたミリーナ。

 彼女の声は微かに震えていて、普段の自信たっぷりの姿からは想像もつかない。俺の服を軽く引っ張る仕草は、まるで子どもが母親に甘えるような無垢さを帯びている。

「……こうしてると、安心するんです。ダメですか?」と囁くような言葉に、彼女の心の中にある不安と、相手への信頼が感じられた。 

 仕入れルートを探すのは明日に回すと決めたので、今日は時間に余裕がある。だからこそ、ミリーナとゆっくり過ごすことにした。お互いの心が満たされるまで、ただ一緒にいるだけでいい。そんな時間を過ごすのも悪くないだろう。

「良いが、明日は俺が甘える番だからな?」と言いながら、甘えてくるミリーナの頭を優しく撫でた。

 彼女の美しくサラサラな髪を指先で掬い上げると、ふわりと甘い香りが漂う。ミリーナは恥ずかしそうに頬を染め、小さく頷くだけだった。

 しばらく二人だけの時間を楽しんだ後、ミリーナと町で食事をし、家まで送り届けた。

「……ごちそうさまでした。明日は、頑張るのです!」と元気よく言ったものの、ふと何かを思い出したように顔を赤らめた。「はぅ……。今日はちょっと……甘えすぎちゃったのです。恥ずかしいのですぅ……」と俯きながら小さな声で呟く彼女の姿は、どこか愛らしく、胸が温かくなった。

 店に戻ると、仕事がないせいか暇を持て余しているのかと思いきや、お茶とお菓子を囲んで女子トークに花を咲かせていた。

 部屋に入る前から、キャッキャウフフ……と楽しそうな声が響いてくる。その様子に、男子の俺が足を踏み入れていいものかと一瞬躊躇したが、意を決して声を掛けてみた。

「ただいま……邪魔だったら外をうろついてるぞ?」と、気まずそうに声を掛けた。

 すると、エリーがすぐに笑顔で出迎えてくれた。「ユウさん、おかえりなさい。お疲れ様でした。」

 その声に反応するように、ユナが弾むように駆け寄ってきて、「ユウ兄ぃ、おかえりぃ♪」と言いながら勢いよく抱きついてきた。

 それに続いてレイも同じように抱きつき、「ユウ兄ぃ、ユウ兄ぃ♪ おかえりー。野菜、買えそう?」と無邪気な笑顔で尋ねてきた。

 最後に、落ち着いた声でフェルシアが、「お疲れ様でした。夕食は、こちらで召し上がって帰ります?」と聞いてきた。

「あのね、あのねー! さっきユナ姉と一緒に、別の八百屋さんに野菜を買いに行ったんだー!」と、レイが勢いよく報告してきた。

「そうそう、野菜の価格調査をしてきたんだぁ♪」とユナが付け加え、目を輝かせながら、褒めてほしそうな顔で見上げてくる。その表情に思わず微笑み、抱きついている彼女の髪をそっと撫でた。

 皆もいろいろと考えて、行動をしてくれてるんだな……と感心した。

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